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「音楽は世界語であり、翻訳の必要がない。
そこにおいては、魂が魂に話し掛けている。」
これは、J.S.バッハの言葉です。
私は、歌は世界で一番素直で、そして一番力強い手紙だと思っています。
音楽だけでなく、躍りや芝居など、芸術には国境や言葉の壁を軽く越える力が宿っています。
私は四歳の頃、祖父と共に観た「雨に唄えば」がきっかけで、タップダンスを両親に頼み込んで習い始め、その後もバレエやジャズダンスを習い、そして舞台にも何度か立たせていただきました。
私が目指しているのは、誰かに生きる活力、そして希望を与えられる女優です。
私は一度追い詰められたことがあり、その時私に希望をくれたのが音楽でした。
その経験から「人は生きる希望や活力がなくては何も行動することができない」ということを学び、逆にどんなに困難な状況にいても、少しの生きる希望や活力さえあればその状況を変えることができるということを学びました。
今、ニュースではコロナの被害だけでなく、世界中での迫害や紛争など、言葉を失ってしまったり、憤りを隠せないようなことが次々と流れて、段々と世界の人々の生きる活力や希望が見失われつつある気がします。
なので、私自身の持っている子供と大人の微妙な境目の雰囲気、そして歌声を武器に、誰かの希望や生きる活力となれるよう、日本を代表して世界で勝負したいです。
よろしくお願いします。